静岡県沼津市。漢方専門薬局「桂林」は、漢方薬の力で冷え性・肩こり・ぜん息・高血圧・不妊症などでお悩みの方をお助けします。
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その18
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慢性膀胱炎について
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ご婦人に多く見られる病気で、頻尿、残尿感、排尿困難、排尿痛、尿の異常などを訴えます。
最近では、症状はまったくないのに健康検診の尿検査で「慢性膀胱炎」といわれたという人や、反対に検査での異常は見つからないのに症状が取れないで悩んでいる人も多く見受けられます。
一般的に膀胱炎は、急性膀胱炎を例に取れば、西洋薬の抗生物質等で比較的に治りやすい病気と言えます。しかし、慢性膀胱炎で治療がスムーズにいかず、悩んでいる人も多いようです。
漢方を希望される多くは、そのような方です。体質虚弱で胃腸が弱く、抗生物質の連用を苦手とする人たちです。このような人には、漢方薬が合っています。
漢方で考える場合、膀胱炎は「淋証」の範疇に入ります。専門的には、熱淋、冷淋、血淋、気淋、労淋、老淋に分類し、それぞれに適合した漢方薬を選用してゆきます。漢方で慢性膀胱炎を考える場合、急性とはまったく別に考えます。
慢性の場合は病原菌ではなく、その人の体質を治療ターゲットとするのです。東洋医学3000年の知恵がそこにあります。
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