静岡県沼津市。漢方専門薬局「桂林」は、漢方薬の力で冷え性・肩こり・ぜん息・高血圧・不妊症などでお悩みの方をお助けします。
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その29
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人参の話
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朝鮮人参ほど日本人になじんでいる生薬は、他にないでしょう。
その分、まがい物の多いのも事実です。正しい知識を持って、正しい品を、正しく使えば、これ程すばらしいものはありません。
薬用人参や高麗人参、御種人参などと呼ばれている人参、いずれも総称して「朝鮮人参」です。日本には、聖武天皇の700年頃、渤海国使の進上品として入り、その後、8代将軍徳川吉宗が国産化を奨励して、会津藩等を中心に栽培されました。これを御種人参といいます。
人参は極東、特に朝鮮半島、その中でも高麗(高句麗)地方、さらには現在の38度線周辺の気候、土壌が最良とされています。
そこで、高麗人参と別称される場合もあるわけです。
この地方産の品は、韓国政府専売庁が直轄しています。
その製剤品は
「正官庄」
印をつけて、一般品と区別して販売されています。
医薬品ですので、一般の健康食品業者は販売できません。
そして、人参はご存知の通り、6年根でないと成分が充実しません。専門家が人参の原形を見れば、品質や何年根かは分かりますし、煎薬なら現物をそのまま使いますから問題はないのですが、製剤品の場合は、良否を十分に吟味する必要があります。 一度ご相談ください。
漢方専門薬局 桂林 與五澤 孝
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