静岡県沼津市。漢方専門薬局「桂林」は、漢方薬の力で冷え性・肩こり・ぜん息・高血圧・不妊症などでお悩みの方をお助けします。
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その10
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めまいと漢方
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めまいは漢字で「眩暈」と書きます。さらには、目の字を使った「目眩、目暈」 で、めがくらくらする、チカチカする、目が回る、目の前が暗くなる等の症状を表します。頭の字を使って「頭眩、頭暈」で、身体がふらふらする、ファーとする、立ちくらみする、動くと状態が悪化する等の症状を表します。それぞれの文字で少しずつ原因の異なりを示しています。
漢方では古くから、めまいの原因を気血五臓の変動のタイプに分類し、それぞれのタイプに合った漢方薬で治療してきました。例を挙げてみましょう。
「気血腎精不足型」
このタイプの人は、体内の気血精が不足して脳の働きを正常に維持できなくなり、めまいを起こします。
「肝陽上亢型」
イライラ、不安感等、精神情緒不安や自律神経の失調から生じたり、肝臓の栄養不足や疲れからくる眩暈。
「痰濁内阻型」
体液の汚れを漢方では痰と表現します。つまり水毒のある人です。水上の船の揺れる様と考えるとわかりやすいでしょう。
そのほかのタイプもありますが、以上の三つを主に考え、さらに各人に合わせて漢方薬を処方し治療してゆきます。
人は、生活習慣や食生活、心や感情の変化により、これらの病気体質を作り上げてしまうのです。
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