静岡県沼津市。漢方専門薬局「桂林」は、漢方薬の力で冷え性・肩こり・ぜん息・高血圧・不妊症などでお悩みの方をお助けします。
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その11
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高血圧と漢方
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高血圧の根本的原因が、食生活をはじめとする生活習慣にあることは誰もが知るところです。その結果、身体内部の気血津、五臓、陰陽に失調が生じ、そしてそれこそが高血圧の主原因であるとするところは、漢方独自の考え方です。
血圧の高い数値だけを一時的に下げても、高血圧の原因的体質、病態がそのまま残るならば血圧が再び上昇する可能性があります。さらに脳卒中を引き起こす危険性は根絶できません。この場合漢方薬は原因治療のひとつになり得ます。
漢方薬を選ぶ場合は、血圧の数値の他に随伴症状(頭痛・眩暈・耳鳴り・肩項のこり・動悸・のぼせ等)また、他の細かい全身症状、年齢体格、顔や舌の状態等を詳しく知る必要があります。そして、おのおのの症状がいつ、どのようにして、どんな時に悪化するかを詳しいヒントとして漢方的病因のタイプを決定し、漢方薬を選定いたします。
以下主な病因を六つに分類してみました。
■肝火上炎型
いつも怒鳴っている
■肝鬱化火型
常にストレスがありイライラする
■痰濁中阻型
舌苔がベットリで重だるい
■肝腎陰虚型
足腰が弱く、痩せて足裏がほてる
■脾腎陽虚型
疲れやすく寒がり
■気陰両虚型
動悸し易く疲れる、汗をかき易い
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