静岡県沼津市。漢方専門薬局「桂林」は、漢方薬の力で冷え性・肩こり・ぜん息・高血圧・不妊症などでお悩みの方をお助けします。
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その20
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漢方の健康感
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最近「オプティマルヘルス」という健康標語をよく耳にします。
これは、今現在の米国の健康思考であり、80歳なら80歳での心身最高の健康状態、そのためには50歳、30歳ならなおさら最高の状態にあるべきだということだそうです。
米国の健康感は、70年代の病気になったら治療する「ヘルス」の考え方から、80年代の「ウエルネス」へ、そして今「オプティマルヘルス」へと変化してきました。米国民は、それ程病気を恐れているのです。ただし、この健康感は、まだここ数年来のことであり、方法手段が単なるサプリメントブームでは大いに疑問です。歴史があまりにも浅すぎます。
しかし、このオプティマルヘルスの思考と、漢方の「上工は未病を治す」、つまり上工は未だならざる病を治すという考え方は、まったく同じ理念です。予防に勝る治療はないのです。いずれにしましても、これからの医学は救急、治病から積極的な健康、予防医学に進んでいくと思われます。
漢方には、遠い昔から上工、中工、下工や、上薬、中薬、下薬という概念があります。上工とは名人、または高度な医療のこと、上薬は、最高の健康を維持する薬、中薬は、病気を根本から治す薬、下薬は、対処療法薬で、続けてはいけない薬。漢方薬にもいろいろあるのです。
皆さん、混同していませんか?
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