静岡県沼津市。漢方専門薬局「桂林」は、漢方薬の力で冷え性・肩こり・ぜん息・高血圧・不妊症などでお悩みの方をお助けします。
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その21
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生理不順と漢方
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一口に生理不順といいましても、範囲が広すぎますので、今回は「経前症候」といい、整理の前一週間位から体調が悪くなり、さまざまな症状を訴える婦人病をテーマにお話してみます。
現代医学では、エストロジェン、プロゲステロンの二つの女性ホルモンの失調ということなりますが、なかなか治らないで苦しんでいる女性が多いのも事実です。これについて漢方では、ホルモン失調を内臓のバランスから考え、治療してゆきます。その中で女性の身体部位や働きを肝臓と結びつけて考えます。
つまり肝臓を中心に治療するのです。症状はさまざまで百以上ありますが、主な症状としては、生理が近づいてくると乳房が張る、頭痛がする、顔の吹き出物がひどくなる。便の異状、微熱、不眠、むくみ、イライラ、不安、怒りっぽい等の神経症状があげられます。
この場合漢方治療では、症状だけに漢方薬を使うのではなく、体内の漢方的病因に対して適合する薬を使用します。
吹き出物を例に取りますと、「肝経湿熱型」、「肝欝化火型」、「肺経有熱型」などが多いようです。そしてそれぞれのタイプに合わせ、さらにその人の体質の陰陽を考慮して漢方薬は使われてゆきます。
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