静岡県沼津市。漢方専門薬局「桂林」は、漢方薬の力で冷え性・肩こり・ぜん息・高血圧・不妊症などでお悩みの方をお助けします。
HOME
桂林について
漢方薬 始める一歩
漢方薬
漢方通信
その22
●
生理の遅れ
●
月経の周期は、ふつう二十八日を正常とします。古くは「素問」という医書に「女子は七にして・・・二七(十四歳)にして天癸至り・・・七七(四十九歳)にして天癸竭き・・・」の記載があります。つまり、女性の身体リズムは、七の倍数ごとに変化してゆき、十四歳で生理が始まり、四十九歳で閉経を迎えるということです。
この考え方が現代まで生き続けて、漢方の中にあります。従って、生理期間も二十八日を基準に考え、それより七日以上遅れた場合を「月経後期」とし、治療の対象となります。ホルモンバランスが悪く、子宮卵巣の働きが正常ではない人です。
このような状況に至る原因は、一つ一つの症状の違いから、大きく次の四つに分けることができます。
内蔵機能の力不足 (気血両虚、肝腎不足)
冷え (陽虚)
精神的ストレスからくる血行不良 (肝気鬱結、気帯血)
水毒 (痰湿内阻)
それぞれの体質に合った漢方薬を選用するのは当然ですが、同時に日常生活上でもちょっとした注意が必要です。例えば、腸を冷やさないような食生活を心掛けるとか、それが養生につながり、治療効果を早めてくれるのです。
|
前の記事へ
|
次の記事へ
|
>漢方通信 一覧へ戻る
HOME
桂林について
漢方薬 始める一歩
漢方薬
漢方通信
Copyright (C) 漢方専門薬局 桂林 All Rights Reserved.