静岡県沼津市。漢方専門薬局「桂林」は、漢方薬の力で冷え性・肩こり・ぜん息・高血圧・不妊症などでお悩みの方をお助けします。
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その24
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無月経
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女性の月経は、14歳で始まり49歳で終わり、その周期は28日。つまり女性の身体を漢方で考える場合、7の倍数を基本とします。
その結果、間脳視床下部から脳下垂体、卵巣、子宮へのホルモン回路が正常に作用し生理が正しくめぐるわけです。
無月経とは、これらのリズムが不安定になっていることです。
では、漢方ではどのように考えるのでしょう?まず、虚実二種類にわけます。
虚は「気血虚弱」、「血海空虚」、「肝腎虚損」、「精血不足」によることが多く、わかりやすくいいますと、虚弱体質や体格はよくても内臓の力不足ということになります。これらに適した漢方薬を服用すれば、内臓が元気になり、細胞のリモデリングが活発になって、子宮卵巣の働きが正常になるのです。
次に実証の場合です。
「気滞血
」、「肝気鬱結」、「寒凝胞宮」、「痰湿阻帯」を考えます。これらもわかりやすくいいますと、体内に気毒、血毒、水毒、冷えの毒素があり、気血の運行を妨げているということになります。実際の治療上では、虚実両方が錯雑としていることが多く、虚は補う「補法」で、実は毒素を取り除く「寫法」の漢方薬で治療します。
漢方とは、多くの生薬をこの補寫の法則に従って組み合わせて一つの処方に作り上げた東洋医学独自のものです。
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