静岡県沼津市。漢方専門薬局「桂林」は、漢方薬の力で冷え性・肩こり・ぜん息・高血圧・不妊症などでお悩みの方をお助けします。
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その25
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下痢と漢方
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一口に下痢といいましても症状は様々です。
便が少しゆるい、ベトベト、食べたものが形のまま出てくる、シャーッという水様便、腹痛、腹鳴を伴う、排便後スッキリする、残便感がある等々が一般的です。
漢方では「痢」、「腹潟」、「泄潟」と呼びます。急性慢性の別がありますが、今回は慢性でお悩みの方の場合です。
漢方で「泄潟」の範疇に入ります。起床時から朝食後に起こることが多く、1回または数回トイレに行き、下痢便後はスッキリします。朝の通勤時や勤務時に便意をもよおし困っている人が多いのがこのタイプです。精神的緊張時に発現する人、病院で難病といわれた人など様々です。
漢方では、次のように分類します。
濡泄
: ドロッとした便で水様便ではない。
そん泄
: 未消化物が混入し、お腹がゴロゴロ鳴ることが多い。
鶩泄
: 鶩とはアヒルのことで、アヒルの便のようにペタッとしています。
溏泄
: 軟便より水様便に近い便。
滑泄
: 一気にシャーッと下る水様便。
多くは、もともと胃腸虚弱な上に後天的な食生活や生活習慣が加わり発病します。慢性だからとあきらめる前に、タイプにあった漢方薬を養生と共に服用することです。
漢方専門薬局 桂林 與五澤 孝
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